美しい般若心経
解凍形 の ページを見て どうでした?
うっそー!
本当に般若心経なの???の声がきこえます。
実は内容は全く同じです
それも当然 普通 般若心経って 下の圧縮形ですね
玄奘三蔵 訳 般若波羅蜜多心経
般若波羅蜜多心経
観自在菩薩行深般若波羅蜜多時照見五
蘊皆空度一切苦厄舎利子色不異空空不
異色色即是空空即是色受想行識亦復如
是舎利子是諸法空相不生不滅不垢不浄
不増不減是故空中無色無受想行識無眼
耳鼻舌身意無色聲香味觸法無眼界乃至
無意識界無無明亦無無明尽乃至無老死
亦無老死尽無苦集滅道無智亦無得以無
所得故菩提薩垂依般若波羅蜜多故心無
罫礙無罫礙故無有恐怖遠離一切顛倒夢
想究竟涅槃三世諸仏依般若波羅蜜多故
得阿耨多羅三藐三菩提故知般若波羅蜜
多是大神咒是大明咒是無上咒是無等等
咒能除一切苦真実不虚故説般若波羅蜜
多咒即説咒曰
羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶
般若心経
でも、これって、 解りますか?
金岡照光著 ”仏教漢文の読み方” ページ−186 では
漢訳般若心経原文に続いてこう述べています。
ここでまず訓読の基礎について一言しておこう。
白文というのを、現在では、もっぱら句読のみあって訓点のない文に用いているが、
本来は句読点も付していないのが白文である。
したがって訓読というのは、白文に句読を打つことを含む。
しかしこれはなかなか困難な仕事であり、実は白文に句読を打ち得たら、
その文の解読は大半終わっているものといってよかろう。
吉川幸次郎博士、入矢義高博士等がすでに以前その点に論及され,
中国学専攻の学徒としては、白文に句読を切ることがすなわち解読であり、
訓読、翻訳よりもそのほうが確かだといわれたことがあった。
しかしまったく区切りのない文章に点を打つことは、なまやさしい訓練ではない。
語彙、文法の豊富な知識が必要とされるのみならず、文のリズム、中国語の調子、
その文献の持つ文体の特色について、十分注意していなければならない。
だから一般教養として漢文を読もうとする人にまで、この句読を切ることを
要求するのは、いささか過酷に過ぎる。
いささか過酷て程度じゃない。無茶むちゃ過酷、残酷、超過酷
と言うより金岡先生の説明そのものが難解、、、難しい。↑(自信のある方は、いささか過酷に過ぎる道をお選び下さい)
金岡先生の説明を飛び越えて 述べます。
漢訳般若心経原文は 通常の日本人にとって 、今のパソコン用語で言う所の圧縮ファイルなのだ
そのまま読めと言うのが無理なのだ。通常の日本人にとって解るためには解凍が必要なのだ。
という事で 解凍 したのが 01 ページの 般若心経