美しい般若心経           玄奘三蔵 訳 般若波羅蜜多心経        


漢訳 般若心経 原文を 圧縮形 般若心経 とよべば 01ページの般若心経は 解凍形 般若心経 となりますが、Lhasa 等ではこのようには解凍できません。


一般に圧縮データーを解凍する時 フリーの解凍ソフトを使用しますね。そして解凍されたデーター が読めるか 見て解るかが重要ですね。
自分で解凍ソフトを作り圧縮データーを読むなんて一部のプログラマーを除き考えられません。
それでいいのです。誰もがプログラマーである必要は全然ないのですから。
   解凍ソフトを使って解凍できなかったり 解凍した文章が乱れたり 崩れたりしていればそんな解凍ソフト は使用しないでしょう。
01ページの 解凍形 般若心経     ☆ 印刷推奨 般若心経 Word 版はどうでしょうか
私としては良くできていると思うが これは 一人よがりかも。最も大切なのはユーザーさんの声。

使えそうだの声があればうれしいです。それとも般若心経原文(白文)に点をいれるという いささか過酷に過ぎる
道を選びますか?
見れば 解りますが 般若波羅密多 不無 呪 の文字が縦に整然と並ぶ そう 列ですね
解凍形 般若心経は マトリクス(行列)解でもあるのです   曲げて解釈の要なし、正に直に解釈すべし。

こんなに  美しく並べられる  のは  漢訳 般若心経 原文 が そう 作られている  というしかない。

                  玄奘 恐るべし

般若心経で一番難しいのは白文に点を打つことです。(実は、点を打つ必要はなく、スペースと改行だけのほうが良い)

点を打ち間違えた所から出発すると全く違った所に着いてしまいます。 (白文に点を打つこと?)は解凍ソフトにまかせなさい。
用語や語句等はどの本でもインターネットのサイトでも 大同小異、誤りは少ない。白文に点を打つことが難しいだけです。
白文に点を打つなんていうのは漢文だからです。英文や サンスクリット文に点を打つ必要は有りません。
(表意文字でないから)心経の本質とは無関係です。

私は般若心経の勉強に おいて数十種の般若心経関係の本を読みました。 その中で最も参考になったのが岩波文庫の般若心経です。
註が良くできています。
この本は漢訳般若心経と その下側に漢文の書き下しを記しサンスクリット原典からの 邦訳を左頁にのせる表記をしている。

例えばこのように

般若波羅密多是大神呪                         

般若波羅密多はこれ大神呪なり


智慧の完成の大いなる真言                     別稿  般若心経の謎  時空を超えて

  見方によれば、3論併記と,思えるが 対照 させてあるだけで、中村元 紀野一義 両先生が責任を持つのは、 邦訳 に過ぎない、玄奘訳の「般若波羅蜜多心経」 や 「漢文の書き下し」 に何の責任も持たない。 いやむしろ、 邦訳と違う個所は否定している  と、捉えるべきでしょう。でも文庫(本文)では 「漢文の書き下し」 の是非には全く言及していない。(あとがきに、明治以後は漢文の書き下しも刊行されたが、それは必ずしも日本のことばとは言い難い。とあるが)
中村元、紀野一義両先生がわざわざサンスクリット原典(是の字はない)からの邦訳の努力をしているにしては物足りなさがのこります。
しかし、般若心経関係の本でピカイチです。自信をもって推薦します。

 ☆ 「般若波羅密多はこれ大神呪なり」 と 「智慧の完成の大いなる真言」 とでは 全く違いますね。 

      この   違い が般若心経の 解釈 に大きな 混乱 をもたらしている。

      「智慧の完成への大いなる真言」   のほうが、より 良かったと、思います。


 ☆ 4pの非漢文説と関係しますが、サンスクリット原典からの邦訳は、

      期せずして、非漢文説 (漢字訳説)として読むのと、大差ない読み方になります。


佛説摩訶般若波羅蜜多心経 メモ
グリーンウッド氏による、サンスクリット原典、漢訳、日本語訳、英訳の対比表をも含め 般若心経についてより詳しく書かれています。
般若心経の研究者にとって貴重な資料です。

「サンスクリット語は屈折語、漢語は孤立語ですが、語順がほぼ同じSVOであるため、翻訳といっても単語を漢字に置き換えてゆけばよいということを実感しました」とも書かれています。

貝葉の解析
中田良作氏による、般若心経の原典である貝葉の梵字般若心経を漢訳し 玄奘の漢訳般若心経とをならべて比較されています、
貴重なサイトです。是非ご覧下さい

(2007/01/20追記)貝葉の解析のような仕事を私自身でやりたく思っていましたが、もたもたしている内に
中田良作氏が丁寧なサイトを作られているのを知り、私が下手な解析をするよりご紹介したほうが遥かに良いと考えました。
般若心経に関心を持つ方々が増え関連サイトが充実してきたなと実感しています。


      美しい般若心経 indexページ    1p解凍形   2p圧縮形     4p非漢文説

   5p掲示板等     6pリンク集  7〜14p解説

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